これからの計画


私は大学で様々なことを学ぶことができました。このまま勉強を終えるのは惜しいと思います。引き続き勉強を続けるために研究生として残りたいと思っています。
 研究の大きなテーマは「日韓国際観光交流」です。様々な問題があるにしても日本と韓国は切り離すことのできない隣国同士であり、お互いの観光交流が活発になっていくことは間違いません。
 日本人にはもっと韓国を知ってもらいたいと思うし、韓国人にはもっと日本のことを知ってもらいたいと思います。そのためにはどのような観光の仕方があるのか研究することはとても有益なことだと思います。
 私は「猪飼野とそこに生きる人々」という題目で卒業論文を書き古代において稲作文化、鉄器文化、土木技術などの先進技術がこの地にもたらされ大阪の文化と歴史の土台が作られ、特に百済に関する遺跡が多く残されていることを記しました。
 そのような善隣友好とは別に、近代においては、職を求めて多くの朝鮮人がこの地に渡り筆舌に尽くしがたい苦労を重ねながら生きてきた様子についても記述しました。
 今猪飼野は多くの韓国・朝鮮の人達が日本人と共に生活している場所で、今後の共生社会を考えていく上では非常に参考になる地域ではないかと思います。
 今後も猪飼野についての研究は続けていくつもりです。
 又、善隣友好といえば、江戸時代の朝鮮通信使が思い浮かびます。これは江戸幕府が莫大なお金をかけて行った大イベントでした。朝鮮の文化を吸収しようと多くの」日本人が訪れました。このような素晴らしかった友好関係について再度振り返り、今後のことを考える土台にしたいと思います。