梁 石日

梁 石日
1936年、大阪生まれ。29歳のとき事業に失敗し莫大な負債を抱える。各地を放浪。さまざまな職を経て、タクシードライバーを10年務める。90年大16回青丘文化賞受賞、95年、直木賞候補。小説『夜の河を渡れ』『断層海流』『雷鳴』『Z』、詩集『夢魔の彼方へ』、評論『闇の想像力』『アジア的身体』など著書多数。『タクシー狂躁曲』(原題『狂躁曲』)は映画『月はどっちに出ている』の原作。